40歳になった頃、突然「このままでいいのか」という焦りが強くなりました。
これから先も、今までと同じ毎日を続けていくのか。何か始めた方がいいんじゃないか。そんな考えが、頭から離れなくなったのです。
でも、焦っているのに動けませんでした。
やりたいことはある。変わりたい気持ちもある。それなのに休日になると疲れていて、何もする気が起きない。スマホを眺めたり、そこまで面白くないゲームを続けたりしているうちに、休みが終わっていました。
動かなきゃと思う。けれど動けない。動けない自分を見て、さらに焦る。
大きな不幸があるわけではないのに、自分だけが人生から置いていかれているような感覚がありました。今振り返ると、「人生が詰みかけていた」という表現が、当時の気持ちには近いと思います。
本を読んで、自分の状態が分かり始めた
そんな時期に、何冊かの本と出会いました。
出口汪さんの『最強!の記憶術』では、人間はそもそも忘れていく存在なのだと知りました。それまでは、本を読んでも内容を覚えていない自分に、どこかがっかりしていました。でも「忘れるのが普通なら、忘れないための仕組みを作ればいい」と考えられるようになりました。
樺沢紫苑さんの『アウトプット大全』から受け取ったのは、本は読んで終わりではなく、実際に使ってこそ意味があるという感覚です。日記を書く習慣も、この本をきっかけに始まりました。
そして、特に大きかったのが菅原洋平さんの『多忙感』です。
この本を読んで、疲れている時ほどスマホを触ってしまう理由を知りました。「何かやっていないと落ち着かない焦り」と、「難しいことはできないけれど、適度な刺激は欲しい」という状態が重なっていたのです。
読んだ時は、「これ、完全に自分じゃん」と思いました。
意志が弱いからスマホをやめられないのではなく、疲れた脳が刺激を求めていたのかもしれない。そう分かると、自分を責めるより、環境を変えてみようと思えました。
そこで、スマホのホーム画面からSNSを削除しました。
たったそれだけです。でも、無意識にSNSを開く回数が減ると、1日の体感時間が伸びました。
「あれ、意外と時間が余っているな」
この感覚は、かなり新鮮でした。時間が余ったので、散らかっていた部屋の掃除を始めました。頑張って人生を変えようとしたというより、空いた時間に、ずっと気になっていたことへ自然に手が伸びた感じです。
焦燥感が、進む方向に変わった
星渉さんの『神メンタル』では、目標を設定するワークに取り組みました。
それまでの焦りには、向かう先がありませんでした。ただ「このままではまずい」と思っているだけで、どこへ進めばいいのか分かっていなかったのです。
目標を決めると、その焦りが少しずつ変わりました。
「目標に向かっていけば、人生は充実するじゃん」
そう思えた時、気持ちがかなり軽くなりました。焦燥感を完全に消さなくても、進む方向さえあればいいのかもしれない。初めてそう思えました。
最近も、この本に助けられた出来事があります。
AI組織を作り、アフィリエイトを始めて3週間。発生した報酬は4円でした。
正直、「え、嘘……もっとサクッとうまくいくやろ」と思いました。新しいことを始められた喜びより、このまま成果が出なかったらどうしようという不安の方が大きくなりかけていました。
その時、改めて『神メンタル』のAudibleを聴き、「未来の自分を生きる」という考え方に触れました。
未来の自分から見れば、今は「最初は4円しか稼げなくて焦ったけれど、そこから積み上げていった時期」になるのかもしれない。
そう考えると、4円が失敗ではなく、物語の始まりに見えてきました。やっぱり『神メンタル』は、自分にとって神本だと思います。
人生はまだ変わり切っていない。でも、動き始めた
本を読んだからといって、すぐに大成功したわけではありません。
それでも、ずっと「いつかやらなきゃ」と思いながら放置していたことに、少しずつ手をつけられるようになりました。
- AGA治療を始めた
- スキンケアや栄養について調べた
- 有酸素運動を取り入れた
- 部屋の掃除を始めた
- 10年前から欲しかった靴を買った
- AI組織を作り、WordPressやアフィリエイトを始めた
- 禁煙にも挑戦した
禁煙は、最終的には成功しませんでした。それでも、2週間ほどタバコから離れることはできました。
「結局また吸ってしまった」と見れば失敗です。でも、以前の自分にはできなかった2週間でもあります。全部が無駄だったとは思えません。
うまくいったこともあれば、続かなかったこともあります。アフィリエイトのように、期待よりずっと小さな結果しか出ていないこともあります。
それでも、「何もしていなかった自分」から、「とりあえず試してみる自分」へは変わりました。
新しい自分になったというより、自分が戻ってきた。
今は、そんな感覚があります。
成功も失敗も、このブログに残していく
このブログでは、人生を変える方法を上から教えるつもりはありません。
本を読んで、印象に残ったことを一つ試してみる。何が変わったのか。なぜ続かなかったのか。そこから、次に何を試すのか。
その過程を、成功も失敗も含めて記録していきます。
- 人生に影響を与えた本のレビュー
- 本の内容を試した実践記
- スマホ、健康、生活習慣についての小さな変化
- うまくいかなかったことと、再挑戦の記録
- 読んだ内容を忘れず、行動へつなげる工夫
- AIやWordPressを使って発信を作っていく過程
最初に届けたい相手は、少し前の自分です。
「このままでいいのか」と焦っている。でも、仕事や生活に疲れて、休日も動けない。本を読んでも内容を忘れてしまい、何から始めればいいか分からない。
そんな人に、「自分も動けなかったけれど、本を読んで一つ試したら、人生が少しずつ動き始めた」と伝えられたらと思っています。
まだ、人生が完全に変わったわけではありません。
でも、止まっていた時間が、少しずつ動き始めたことは確かです。
このブログの合言葉は、
読んで、試して、人生を動かす。
これから、読んだ本と、実際に試したことを一つずつ残していきます。